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在林館

Author:在林館
在林館(ありりんかん)は、住まいの一部をまちに開いた小さなギャラリーです。
企画展を基本としますが、貸しギャラリーや集会室(句会、朗読会など)にもお使いいただけます。
末永く、地域のみなさまに訪れていただける場所にしたいと思います。

詳しくはご利用案内をご覧になるか、
aririn-kan@hotmail.co.jpまでお問い合わせください。

*在林館*
世田谷区羽根木2-34-4
03-3321-0530

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ギャラリートーク「絵葉書の時代のふたりの旅アルバムから」

現在の展示にまつわるギャラリートークを企画しました。

『1924欧州絵葉書旅日記』は在塚喜友(1881-1945)の8カ月の旅の記録ですが
2歳年下の森本光太郎氏もまた、その2年前の1年間の旅の膨大な絵葉書アルバムを
残しておられます。
世界的に「絵葉書の時代」と呼ばれる時代でした。

海軍と三井鉱山株式会社という勤め先による訪問先の違いはあれ
ともに、欧州のあと北米を横断して帰国。
ふたりの旅とそのアルバムから、第1次大戦後、関東大震災後の西欧と日本の姿が
浮かび上がることでしょう。

5月23日(土)15:00-16:30
○絵葉書の時代とは(在塚礼子)
○在塚喜友の旅アルバムから(在塚礼子:喜友の孫)
○森本光太郎の旅アルバムから(平倉直子さん:光太郎氏の孫)

5月6日(水)特別開館します

5月の連休最後の日に特別開館します。
「1924欧州絵葉書旅日記:フランス・スイス編」展示中です。
5月6日(水)14:00-18:00

この「絵葉書の時代」に、宮武外骨が収集し編集したコレクションの本や
柳田國男が家族に送った絵葉書の本も展示しています。

絵葉書展フランス1
絵葉書展フランス2絵葉書展フランス3




1924年欧州絵葉書旅日記:フランス・スイス編

4月2日から「1924年欧州絵葉書旅日記」の2回めの展示
「フランス・スイス編」を始めます。
門司港を出発し、インド洋・スエズ運河を経て1か月
マルセイユに上陸してからのフランスとスイスの旅日記です。

第1次世界大戦後間もない時期の戦場の跡は
アルバム中で最も印象深い場面です。
一方、海辺や山岳地帯では遠いふるさと讃岐の風景を
つい思いおこしたりしています。

新たに出てきた乗船名簿や船内晩餐メニューもご覧ください。

フランス・スイス編チラシ