ギャラリートーク『和田堀給水所と羽根木のまち』
2013年11月4日(月・祝)
給水所の土手のツツジを惜しむ方や
少年時代に“和田給”が自転車コースだった方なども参加され
在林館のある代田橋分譲地生まれの佐藤幸彦さんから
たくさんの貴重なお話をうかがえたギャラリートークでした。
代田橋分譲地には戦前から床暖房のある家もあったこと
羽根木のふたつの神社(ひとつは現松羽神社)は交代でお祭りをしたこと
和田堀給水所の近くに全国の富士講を統合する本社が置かれたこと
現在の北沢警察署のあたりはゴミ捨て場で貝塚のようだったことなどなど。
なかでも印象深かったのは第2次大戦中のまちの様子で
分譲地の各家は庭に防空壕を造り、町会の指示で
避難や消火のために互いに通り抜けられる木戸を設けたこと
京王帝都線(現井の頭線)と小田急線をつなぐ線路が
被災時の車両の融通のために敷かれていたこと
空襲はいつも夜で、昼にはその成果を偵察に来る飛行隊
それを迎え撃つありさまなど。うかがいながら
このまちも“戦場”だったのか、と初めて思ったことでした。
在林館の敷地の、焼夷弾が落ちて消し止めたというた家で育ったのに
これまで実感できなかったことでした。
この日は、ギャラリートーク「まちを語り継ぐこと」
に登場してくださった加藤仁美さんも参加され
代田橋分譲地をつくった三井信託不動産株式会社の分譲地について
ご紹介いただき、このまちを語り継いでいくための
大事なてがかりを得ることもできました。

給水所の土手のツツジを惜しむ方や
少年時代に“和田給”が自転車コースだった方なども参加され
在林館のある代田橋分譲地生まれの佐藤幸彦さんから
たくさんの貴重なお話をうかがえたギャラリートークでした。
代田橋分譲地には戦前から床暖房のある家もあったこと
羽根木のふたつの神社(ひとつは現松羽神社)は交代でお祭りをしたこと
和田堀給水所の近くに全国の富士講を統合する本社が置かれたこと
現在の北沢警察署のあたりはゴミ捨て場で貝塚のようだったことなどなど。
なかでも印象深かったのは第2次大戦中のまちの様子で
分譲地の各家は庭に防空壕を造り、町会の指示で
避難や消火のために互いに通り抜けられる木戸を設けたこと
京王帝都線(現井の頭線)と小田急線をつなぐ線路が
被災時の車両の融通のために敷かれていたこと
空襲はいつも夜で、昼にはその成果を偵察に来る飛行隊
それを迎え撃つありさまなど。うかがいながら
このまちも“戦場”だったのか、と初めて思ったことでした。
在林館の敷地の、焼夷弾が落ちて消し止めたというた家で育ったのに
これまで実感できなかったことでした。
この日は、ギャラリートーク「まちを語り継ぐこと」
に登場してくださった加藤仁美さんも参加され
代田橋分譲地をつくった三井信託不動産株式会社の分譲地について
ご紹介いただき、このまちを語り継いでいくための
大事なてがかりを得ることもできました。

